家族で仲良くレッツチャレンジ!手作り生八つ橋を体験しよう!

家族で仲良くレッツチャレンジ!手作り生八つ橋を体験しよう!

京都市の名物のひとつである八つ橋、生八つ橋とそうではない八つ橋、どちらも美味しいものですよね。でもそのふたつの違いを知っている人は少なく、歴史や違いを学んで、さらに八橋作りを体験してみるのも面白いものですよ。

八つ橋のルーツを知りましょう

18531965046_6d7d02b9d7_z
八つ橋をご存知でしょうか?京都の名物のお菓子として広く知られていて、自分で買って、お土産でもらって、一度は食べたことがあるという人は多いですよね。しかしながらこの八つ橋がどういった由来があって、誕生したのがどういう理由であるのか、そういったことを知っている人は意外と少なかったりします。京都といえば観光のメッカで行ったことがある、その場で食べたりお土産で買ったりと触れる経験は多くとも、歴史について知ることはあまりありません。
それでは簡単に八つ橋についての歴史、ルーツを説明すると、江戸時代中期に1689年に聖護院の森の黒谷、金戒光明寺の参道にある茶店で出されたのがはじまりとされています。ただ八つ橋の名前の由来は定かではなく、筝曲の祖である八橋検校を偲んで筝の形に模したというものと、伊勢物語第九段のかきつばたの舞台である三河国八橋にちなんでという説があります。
基本は米粉、砂糖、ニッキを混ぜ合わせて蒸して、薄くのばした生地を焼き上げた硬焼きせんべいの一種で、筝の形を模していることが特徴になっていて、長軸方向が凸になった湾曲した長方形になっています。

ふたつの八つ橋の違いを知りましょう

4085762034_a8caff4d93_z
そして八つ橋といえば堅焼きせんべいタイプの乾いたものと、生の生地そのままの生八つ橋のふたつの種類があります。どちらも独特の味わいで、それぞれファンがついていて論争が起こることもありますが、好き好きで食感や味を楽しみたいものですよね。
違いは製法の段階にあって、生八つ橋は蒸し終えて薄くのばした生地を焼かずに一定のサイズに切り出したもので、1960年代ごろに売り出されました。そのままのプレーンタイプの生地を味わうものの他、正方形の生地をふたつに折って間に餡をはさんだタイプもあります。餡はいっぱんてきな粒あんだけではなく、果物やチョコレート入りの餡のものもあります。また生地も通常のニッキ味の他に、抹茶やごまを混ぜたものなど、バラエティ豊かなものとなっています。
基本的に生地に関してはどちらも同じもので、蒸しあげる工程までは一緒の内容になっています。その後に焼いて水分を飛ばすか、そのままの生地を味わうかの違いが出てきます。それぞれ独特の触感、風味、味わいがありますので、気分や好みによって食べ比べるのも面白く、両方を求める人が多くなっていますよね。

生八つ橋の手作り体験をしてみましょう

4531272156_bfe44e4cf7_z
なかなかに興味深い八つ橋、実は手作り体験をしているところもあって、人気となっています。八つ橋は難しいですが、生八つ橋は子供でも簡単に作れますので、チャレンジしてみることをおすすめします。
まずは京都の南区九条高畠町にある『おたべ本館』で、工場に併設された場所での手作り体験が可能となります。一週間前までの完全予約制になっていて、蒸し時間を利用して工場内の見学も楽しめます。体験料は600円で対象年齢は小学校5年生以上になっています。それ以下のお子様は大人の同伴者と一緒なら可能となります。
またさまざまな種類の生八つ橋を手作りしたい場合は京都市右京区西京極郡町の『八つ橋庵かけはし』がおすすめです。生地から手作りしていき、つぶあん、苺、ショコラの生八つ橋3種類にチャレンジできて、出来上がりはお土産として持って帰れます。手作りした生八つ橋をおうすと一緒に楽しむことができるコースもあって、他にもいくつかありますので、好みに応じて選んでみるのも楽しいものです。自分で作ることによって、さらに生八つ橋が身近なものになり、学ぶことができますよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です